ついに国内でも開始された「Android Pay」の概要を解説、海外との違いは?


今回は、ついに国内でも開始された「Android Pay」について、海外向けサービスのとの違いも踏まえて概要を解説させていただきます。

「Android Pay」は元々 Android の “NFC” を利用したモバイル決済サービスです。基本的には Android 4.4 以降の “NFC” 搭載機種で利用することができます。

「Android Pay」のサービスは 2015 年末に米国で開始され、その後、英国やシンガポール、香港などでも順次開始されています。そして 2016 年 12 月 16 日より、ついに日本では提供が開始されました。

ただし海外で展開されているサービスと国内で開始されたサービスでは、利用できる決済サービスなどの違いがあり、日本では今のところ独自仕様のサービスとなっています。

海外と国内の違い

海外と国内における「Android Pay」の大きな違いは、利用する通信規格です。海外ではグローバル規格の “NFC(Type A / B)” が採用されているのですが、国内で開始された「Android Pay」は、国内で広く普及している “Felica” を利用するサービスとなっています。

つまり “Felica” を搭載している Android 4.4 以降の機種でないと、国内向けの「Android Pay」を利用することはできません。

この「Android Pay」の海外と国内での違いの原因は前途の通り、普及しているサービスによるものです。国内では古くから利用されている “おサイフケータイ” が “Felica” を利用するサービスとなっているので、店舗に広く普及している決済端末も “Felica” に対応するものとなっています。

例え国内で “NFC” を利用する「Android Pay」が開始されたとしても、現時点では “NFC” 決済を利用できる店舗が極限られてしまいます。そのため、海外と国内では「Android Pay」の仕様に違いがあるわけです。

国内ではまず「楽天 Edy」が対応

“Felica” を利用するモバイル決済サービスとして国内で開始された「Android Pay」ですが、開始時点での決済サービスは楽天が提供する電子マネー「楽天 Edy」のみの対応となります。海外で提供されているクレジットカードを登録した上でのモバイル決済は、現時点では非対応です。 ※2016 年 12 月現在

このほか「Android Pay」は各企業やショップが提供するポイントプログラムやギフトカードにも対応しているので、ショップが「Android Pay」に対応している場合は、ギフトカードを「Android Pay」に登録して、ギフトカードを利用したモバイル決済を行ったり、「Android Pay」を会員カードやポイントカードとして利用することもできます。

「Android Pay」のメリット

手軽に決済が行える「Android Pay」ですが、そもそものメリットはその安全性にあります。海外で開始されている「Android Pay」のクレジットカード決済では、クレジットカード情報を Android 本体に直接登録せずにランダムで生成される “バーチャル アカウント番号” という仮想番号を用いてクラウドに登録し、その “バーチャル アカウント番号” とクレジットカードが紐づく仕組みとなっているので、 Android からクレジットカード情報が漏れる心配がありません。

国内ではまだ「Android Pay」がクレジットカード決済に対応していないのでそのメリットの恩恵を受けることはできませんが、今後のサービス拡大でクレジットカード決済にも対応する予定となっているので、将来的には海外と同じように安全なモバイル決済が利用できるようになります。

このほか「楽天 Edy」以外の電子マネーやデビットカードなども利用できるようになる予定です。つまりそれらを「Android Pay」で一元管理することができるようになるわけです。

次回は実際に「Android Pay」に「楽天 Edy」を登録する方法などをお送りさせていただきます。

動画解説

以上、ついに国内でも開始された「Android Pay」についての解説でした。

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